花束制作の注意点。お客様から得るべき情報と制作者が考慮することとは

花束を持つ男性 花仕事

フローリストの皆さん!

花束を作る際、お客様からどんな情報を得て、どのような点に注意して制作していますか?

お客様から得る情報が足らずに、イメージ違いや作り直しになったことはありませんか?

今回は、花束を作る際、お客様から得るべき情報と、私たちフローリストが考慮することをまとめていきたいと思います!

花束制作の際に必要な情報

用途

まずは用途ですね!

お誕生日や送別、お見舞いや開店祝いなど・・・

用途により花選びや大きさ、作り方が変わってきます。

出来る限りお客様に詳しく状況をお伺いすることがイメージ違いを防ぐポイントとなります。

お花の種類

お客様に花束に入れたいお花を決めてもらいます。

店頭にあるものは色味やボリュームなどを見てもらい、イメージを固めていきます。

当日の使用でない場合は、制作日に見てもらったお花の入荷がない場合が考えられるため、細かくイメージを聞いておく。

例えばピンクと言っても、濃い目のピンク、淡いピンク、ブルーがかったピンク、オレンジよりのピンクなど幅広いですよね!

また、色や種類などで既成概念を持たれるお花があるので注意しましょう!

既成概念を持たれるため、要注意なお花

ユリやキク・・・お供えのお花

黄色のバラ・・・花言葉が「嫉妬」

アジサイ・・・ブライダルで注意、花言葉が「移ろい」

ガーベラ・・・安っぽい、子供っぽい

お花の色味

お任せの場合でも、何色系でお作りするか伺いましょう。

色の表現は個人差があり、前述したようにピンクのイメージでも幅広いものです。

お花を見てもらって、このくらいの色味なら好み・ここまで強い色は好きではない、など確認しましょう。

色合わせの基本

  • 色相の同系色でまとめる
  • 色相の類似色でまとめる
  • 色相の反対色でまとめる

ボリューム

こちらもイメージ違いが生まれやすい確認点の一つです。

「もっと大きいのがよかった、こんなにボリュームが出ないとは思わなかった」と言われないように、使うお花を確認します。

例えば、カラーなどラインフラワーを使えばスマートですがボリュームは出にくい花束に。

枝モノや葉物を合わせるとボリューム感が増します。

丸いブーケ型の花束は、丈が短くなるので小さく感じます。

用途やお客様の感覚で、求められるボリュームが違うので、確認が必要です。

イメージ

お客様が求めているイメージのもの、それに近いものを制作することは難しいこと。

オーダーの受注者と制作者が違えばなおさらですよね。

花束の雰囲気を決めるものは、お花の色や種類、大きさ、ラッピングなど。

かわいく・かっこよく・オシャレに・シックに・優しく、など

お客様からイメージを表す言葉を引き出しましょう。

使用時間

お花を持ち帰られてからいつ使うか?

(いつお花を渡すか、水につけれるか)を聞いて花選びをします。

持ち歩きの時間が長く、また気温が高い場合には水落ちが早いものは避けましょう。

例えばアジサイなど。

置き場所

送り主から先方の手に届いて飾られてから、最低でも5日間はキレイに咲いていてほしいですよね。

飾る場所の環境で日持ちも変わります。

玄関、居間、暖房の効いたお店に置くなど、それぞれの環境で長持ちする花選びをしたいですね。

運び方

どうやって持ち帰るのか、車か?電車か?など確認します。

せっかくのキレイなお花も、満員電車などでつぶされてしまったり、人の迷惑になっては台無しになりますね。

電車やバスで手にもって持ち帰るのであれば、コンパクトな大きさが親切です。

その他、ギフトの際の心遣い

色んなライフスタイルがあり、さまざまな機会に花は贈られます。

どんな場合にも、贈る人は気持ちをお花に託しての贈り物になるので、フローリストはその気持ちをお花に託して制作していく気持ちが大切だと私は思います。

  • 決まった予算がある場合と、いいものが出来れば予算が出てもいい場合があります。開店祝いや葬儀など、お付き合いで花を贈る場合は、相場をお知らせした方がいい場合があるので臨機応変に!
  • お誕生日や親しい友人関係のカジュアルな贈り物と、目上の方へのお祝いやお供えなどフォーマルな贈り物は、違いがでるようにラッピングなどに注意する。
  • 病院へのお見舞いで送る場合は、病院によってお花の持ち込みが不可なところがあるので、事前に確認が必要。

まとめ

いかがでしたか?制作に必要な情報は整理できたでしょうか?

制作に必要な情報をまとめますと、

お花の用途・お花の種類・色味・ボリューム・イメージ・使用時間・置き場所・運び方など、一つの花束を作るのに、これだけの情報が必要であることがわかります。

贈り物の数だけ送り主の思いがある。

その数ぶんの思いを私たちフローリストがお花に気持ちを込めて届けていきたいですね!

 

 

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